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これぞ、まさに頂上決戦!!井上尚弥がレジェンドを破り、WBSS制覇!!!

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昨晩は恐らく私も含め、日本中のボクシングファンが待っていた大一番、WBSSバンタム級の決勝戦がさいたまスーパーアリーナを舞台に日本ボクシング史上、最高傑作である井上尚弥とかつては井上同様に「パウンド・フォー・パウンド」と呼ばれた一人であり、フライ、スーパーフライ、バンタム、スーパーバンタム、フェザー級の5階級を制した正真正銘のレジェンドと歌われるボクサーの一人であるノニト・ドネアという最高のカードで行われましたが、いやはや、まさにこれぞ頂上決戦!!

予想をはるかに上回る凄まじい意地と意地都のぶつかり合い、そしてハイレベルなテクニックが駆使された手に汗握る死闘が繰り広げられ、本当に一瞬も目の離せない素晴らしい試合でございました。

初回に関しては、いつもの井上らしい滑り出しで、さすがのドネアも井上には圧倒されるのかな~・・・なんて呑気に観ておりましたが、2Rにドネアの伝家の宝刀である左フックが井上の顔面を捉え、それにより井上は右目の瞼をカットしたことで流れが変わり、ドネアもどんどん前に出てきて、激しい流れに!!

そんな中、5Rには井上が右のカウンターをヒットさせ、ドネアを一瞬ぐらつかせ、チャンスと思ったところ、惜しくも残り時間も少なく、試合は中盤戦へ。

7R位からはドネアは更に前進を強め、井上をロープ際まで追い込み、強打を振るい、そして9Rには最大のピンチが!!

ドネアの右のカウンターをまともにもらい、今度は井上の膝が一瞬折れ、あの井上がクリンチに逃れる場面も。

瞼のカットや鼻血もそうですが、こんな井上を見るのは初めてでしたし、初めて一瞬「もしかしたら、負けてしまうかも・・・」と本気で思わさせられた瞬間でしたね。

10Rまで残りの時間も長かったですし、本当、冷や冷やしながら祈るような気持で観ておりました。

しかし、その後の後半戦は日本が誇るモンスターが怒涛の反撃!!

逆に10Rからはしっかりと立て直し、持ち前のスピードを生かし、反撃に転ずると11Rには数々の強敵を屠ってきた得意の強烈な左ボディがドネアの脇腹にさく裂!!

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我々が待ちに待っていた待望のダウンをあのドネアから奪って見せてくれましたね!!

会場のテンションも一気にMAX!、このまま一気に試合が決まるかと思いきや、ここは流石というべきか、何とかこのラウンドをしのぎ切り、結局最終12Rにもつれ込みましたね。

最終回も激しい攻防が続き、両者一歩も譲らないまま、とうとう試合が終了。

本当にどちらが勝ってもおかしくない激しい試合だっただけに、際どい判定になりましたが、結局、ダウンも奪い、前半と終盤を制した井上の右腕がジャッジにより高々と挙げられ、ようやく、私も緊張からの息苦しさから解放されました。

しかしながら、本当に頂上決戦にふさわしい高い技術の応酬に人間離れしたタフネス、そして一瞬の油断も許されない張り詰めた紙一重の戦いで本当に見応えのある大一番でございました。

しかし、ここまで良い試合になったのは相手のドネアの健闘に尽きると個人的には思います。

私をはじめ、古くからのボクシングファンにしてみれば、ドネアといえば、正真正銘のレジェンド中のレジェンドの一人で、かつては日本人選手が対戦できるというだけでも凄いと言われるほどの存在で、日本人ではスーパーバンタム級で日本人初の名誉王座に認定された西岡利晃さんが対戦し、当時はボクシングファンの中では大きな話題になりましたが、しかし、そのドネアも36歳。

ピークは過ぎていると思いましたし、しかも、あの井上が相手では成すすべはないであろうと思っておりましたが、完全に見くびっておりましたね。

やはり、レジェンドはレジェンド。

凄まじいタフネスにフィリピーナ・フラッシュに例えられた左フックをはじめ、強打も健在であり、その底時からには心底、感服させられましたね。

しかしながら、その怪物レジェンドを倒した井上もまさに怪物!!

よくよく考えてみたら、日本人選手があのドネアを倒したという現実は一ボクシングファンとしては非常に感慨深かったとも思います。

井上といえば、最近ではすっかり影も踏ませぬ程のスピードと一撃で相手を葬り去る強打という印象を誰もが持ち、そんな中、今回の試合に関しては少しがっかりしたという方も少なくないとは思いますが、確かに今回は最大の苦しい戦いではあったものの、それだけの相手であり、しかもこの試合での経験は井上のこれからのボクシング人生において大きな意味を持ち、更なる力になった事は間違いないのではないかと思います。

この優勝を機に、恐らく彼は”日本”という枠から飛び出し、これから彼の舞台は”世界”へと移っていくでしょう。

そんな彼にとって、今回のこの経験は大きな舞台に殴り込みをかけるうえで最高の手土産。

本当、いちボクシングファンとして、これから日本人選手が達した事のない未知なる領域に飛び立ち、今迄の日本人名選手でも成しえなかった舞台で戦う彼を見てみたいものであります。

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