何故に繰り返されてしまうのだろうか・・・あんなに穏やかな沖縄で・・・
連日、テレビ等の各メディアで放送されていますが、先月から沖縄のうるま市で20歳の女性が行方不明となり、そして昨日に残念ながら死体となって見つかった事件で、元米兵で米軍基地で働く米軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者が逮捕されたましたそうですね。
容疑者はすでに殺害をほのめかす様な供述をしているそうですが、容疑者には妻と幼い子供がいるそうです。
それにも関わらず、何故に守るべき妻子がいながらも、容疑者はこの様な凶行に走ってしまったのでしょうか・・・?
そして殺害の動機や理由は未だ明らかにされていませんが、今回犠牲となってしまった島袋さんはウォーキングに出かけた際に事件に巻き込まれ、そして二人の間に面識はなかったとの事ですが、一体何故に20歳でこれからという若い命が犠牲にならなくてはならなかったのか?
今迄にも、そして度々沖縄では、駐在する米兵や関係者による事件が起きてきましたが、父が住んでおり、僕自身も比較的関わりが深く、美しい海に囲まれ、そしてその風土と同じくして多くの人が穏やかでのんびりとやさしい、大好きな”沖縄”と言う場所で、何故にこの様な悲劇が繰り返され、そして無くならないのか・・・本当に残念ですし、同時に怒りや悲しみを憶えます
そして今回の事件は、間も無く行われる伊勢志摩サミット、そしてオバマ大統領の広島訪問などを控えると言うタイミングという事もあり、その影響も心配されている様です(岸田外務大臣がケネディ駐日米大使に遺憾の意を伝えたようです。)
確かに国土の1%に満たないのにも関わらず、国内米軍基地の70%が集中してしまっている沖縄という場所で、米軍やその関係者による事件が多発してしまっている事は事実ですし、それだけでなく、基地があるが故の弊害がある事は否めません。
それに先の戦争より70年以上という月日が経過しているのにも関わらず、残念ながら中には沖縄、いや日本人に対する一種の偏見、差別に似た意識を持ちながら、沖縄に駐留しているアメリカ人もいるのかも知れません。
しかし皆がそういった考えでは無く、その他の大部分に関しては良識を持ち、友好な関係を築き、平和に暮らす事を望む”普通の人”が多いのではないかと信じています。(実際に過去に私が接した事のあるアメリカ人の方々は親切でフレンドリーな方ばかりでしたから。)
本当に恐ろしいのはアメリカ人、日本人、その他人種に関わらず、人間が持ち得る”欲望”や”悪意”、そして中にはそれらを理性で抑える事が出来ない人間が存在するという事に他ならないのではないだろうか・・・
何故に自分の身勝手な欲望で、見ず知らずの罪も無い命を奪い、20年間愛情を注ぎ、大切に育ててきたであろう家族を絶望の淵に追い込み、それだけでなく自らを信じる者もすら裏切り、これからずっと背負っていかなくてはいけないであろう重荷を背負わせてしまうのか・・・?
せめて、沖縄の美しい海が犠牲者ご家族の悲しみを和らげてくれる事を願うばかりです
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