将棋「電脳戦FINAL」で人間側が2連勝!!
2012年の米長邦雄永世棋聖との対戦を皮切りに、それから毎年行われていたコンピューターと人間のプロ棋士との将棋対決「電脳戦」が今年もまた現在行われていますが、今年は5戦中の内2戦が終わり、現在人間側が2連勝!!
初の勝ち越しに「王手」をかけましたね~
今迄は2012年に1番勝負で始まったこの対戦ですが、まず人間側の米長永世棋聖が敗れ、翌年2013年から団体戦になり継続、その年も残念ながら人間側は1勝3敗1分けと負け越し、そして昨年2014年は更に黒星が増え1勝4敗と苦渋を舐めてきました
そして今年がこの企画も最後だという事で、正直、これから先は勝負にならなくなっていくからだろうな~と思っていました。
毎年確実に強くなっていくソフトに対し、やはり人間の力は徐々に及ばなくなっていっていくのか・・・と「人間側」の僕としては非常に残念で寂しい気持ちでいましたが、ところが今年の子の快進撃!!
非常に嬉しいですよね~
なんでも今年はコンピューターの扱いに慣れている若手の強豪棋士を中心にメンバーを選抜、それが功を奏している様です。
特に昨日高知で行われたソフト「Selene」と永瀬6段との対戦では、それを象徴するような結果で勝利したようです。
永瀬棋士はソフトの「成らず」に対応出来ないという欠陥をつく奇手で、ソフト側の反則負けを誘い勝利すると言う、まさに人間とコンピューターとの対戦ならでは勝ち方をしてのけたとの事
しかも、もしそのまま指していたとしても、恐らく勝利していたと言うのだから大したものですね
やはり、コンピューター相手にはそれに合わせた戦い方があり、それを人間がやってのけると言うのは何とも気持ちが良く、人間の頭脳もやはり捨てたものではないのだと再認識させてもらいました。
次戦3戦目は北海道で行われますが、出来ればこのまま3連勝で初の勝ち越しを決めてもらいたいですし、可能であれば今回が最期ですから5戦全勝で有終の美を飾ってくれたら最高なんですけどね
兎にも角にもこうして人間がまだコンピューターに負けないと言う所が観る事が出来るのは、何故だか非常に一人の「人間」として安心致します
頑張れ!!若手プロ棋士達!!
人間の底力を見せてくれ!!
心から応援しています
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 5月、そして「開院7周年記念キャンペーン」が無事に終了!!(2015.05.31)
- 地元から久々に先輩とご家族がご来院!!(2015.05.30)
- 「癒しの日」を満喫!!しかし・・・(2015.05.29)
- 明日の休診日は「癒しの日」にしたいと思っています。(2015.05.27)
- 昨日の地震、震源地は埼玉だったと聞き、驚きました。(2015.05.26)
コメント