止まらない革命の大波
チュニジアから始まった北アフリカ、中東諸国での民主化革命の大波は勢いを増し、続いてエジプトでも長期政権が崩壊、そして現在も単独政権を強いている他国でも反政府者のデモなどが盛んに行なわれていますね。
そして現在、カダフィ大佐により長期に渡り独裁政権を強いてきたリビアでは治安部隊と反政府派のデモ隊との争いが激化、多くの犠牲者が出ているそうです
治安部隊はデモ隊が集結しているモスクへの火器により攻撃したり、建物の上からの狙撃や無差別発砲、それにデモ隊の負傷者が入院、治療を行なっている病院などを襲撃するなど非情な攻撃を行い、世界各国からの非難が集まっているそうです
しかし反政府派はリビアの東部を中心に次々と都市を制圧、西部のアズザウィ-アも制圧、カダフィ大佐の支配する首都トリポリの周囲までその包囲網は狭まっているそうです。
徹底抗戦を訴えるカダフィ大佐率いる治安部隊ですが、アメリカ政府により資産は凍結され、これから先、他国からの介入も考えられる中で政権維持は厳しい状況になってきた様に思えます。
更に告発サイトのウィキリークスでカダフィ大佐の息子達による、暴挙や贅沢な暮らしも暴露され、国民の怒りに油を注いだようです
カダフィ大佐と言えば、僕が物心ついた頃からすでに独裁政権をしいて事実上、リビアを支配してきた人物ですが、とうとうその40年の体制に幕を下ろすことになるのでしょうかね~?
ネットの力、影響力は国すらも動かすほどになったのですね・・・
独裁政権が打倒され、「さあ、民主化!!」と言っても、本当の平和にたどり着くその為には中東諸国の場合、まだまだ高いハードルがあるそうです
民族や宗教の対立などの問題がその先にはあり、融和は簡単な道のりでは無さそうです。
その様な話を聞くと政治や経済の不安を抱えてはいますが、まだわが国、日本は平和でほとんどの場合、命の危険とは程遠い環境の中で生活できるだけ、幸せなのかも知れませんね
それはともかくとして今、僕が気になっているのは中東情勢の不安による原油価格の上昇です
現在、原油価格は上昇の傾向にあり、アメリカの経済の専門家の中には現在の価格の倍前後になる可能性もあると唱える人もいるそうです
レギュラーガソリン、260円なんて勘弁して欲しいですよね~
車に乗れなくなってしまいます・・・
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