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アラブ諸国に多発する反政府活動及びインターネットの持つ力

1月14日、チュニジア共和国のベンアリ大統領が国外へ脱出、20年にわたる独裁政権が崩壊した

その余波は同じように長期独裁政権を敷く近隣の北アフリカ、アラブ諸国に飛び火、現在もエジプトやイエメン、アルジェリア、ヨルダンなどで抗議活動や大規模なデモ活動が盛んに起こっているそうです。

今回のチュニジアの革命のきっかけとなったのはひとりの26歳の野菜売りの若者が焼身自殺により政府に対する命を懸けた抗議を行なった事がソーシャルネットワークサービス「フェイスブック」によって多くの人に拡がった事、そして告発サイト「ウィキリークス」により、前大統領及びその家族の贅沢な暮らしが国民の下に明らかにされたことで、一気に国民の不満が爆発した事によるものだそうです

長期に渡る政権の多くは時間の経過と共に政権維持の為、国民の権利の制限や抑圧がはじまり、そして貧富の差や差別が生まれる。

一方で権力者など一握りの人間、その周辺では利権を独占、汚職などが横行するというのが悲しい現実です

この様な独裁政権の下では情報も制限、コントロールされている事がほとんどですが、今回はインターネットがその情報規制に風穴を開け、様々な情報が明らかにされた事が原因の一つとされている

現代の世の中、国際社会の一員として、そして経済発達を計る上でもこのインターネットの存在は不可欠であり、これ無しでは現在は国家を維持、運営していく事は難しいでしょう。

しかしながらこのインターネットはいわば、独裁政権を敷くような国では「諸刃の剣」の様な存在で自由な情報は今回の様な国家の転覆すらも引き起こすような結果を招く危険な存在なのでしょう

今回そのきっかけとなり、現在その創設者のエピソードが映画化され、上映され話題となっているソーシャルネットワークサービスの「フェイスブック」は日記や写真などを公開し、趣味や情報を共有する事で人同士が交流できるコミュニティWEBサイトだそうです。

日本だとミクシィなどが有名ですが、僕は今までほとんど使った事がありません

これだけを聞くと「何故、そのようなものがきっかけに?」とはじめは思ったのですが、多くの人が同じものを共有し、それに対して多くの人が共感する事によって、はじめは「小さかった意見」が「大きな意志」に変わり、それは小さなきっかけでもあればそれは大きなエネルギーとなって具体的な行動に移行していくのだと僕は思いました

一部の権力者が多くの国民を犠牲にする様な独裁政権が民主化されることは良い事だと思いますし、きっかけは何にしても虐げられてきた人々の意志で行なわれた事は意義があることだと思います

ただ僕は少しこの「インターネットの力」が恐いとも同時に思います

例えばコミュニティサイトにしても、顔や性別、あらかたの事は分かるかも知れません。

しかし実際には会った事は無いわけですし、本当の素性や人間性までは理解するのは難しい。

もし一部の悪意のある人間が何かを成そうとすれば、それも可能なこれまた「諸刃の剣」ではないかとも思ってしまいます

でも様々な事情で孤独を抱えていたり、健康に人との繋がりや出会いを求める人々にとってはこの上なく素晴らしいツールである事も事実だと僕も思います

ですから大切なのは、結局の所は実際の人付き合い同様に自分の意志をはっきり持った上で相手を見極めていく「眼」を持つということなのでしょう

これからもこのインターネットの世界は発展、進化して新しい可能性や形を産んでいくのでしょうが、結局のところは「人と人」と言う所だけは残っていくのでしょうし、残っていってもらいたいものですね。

僕も取り残されないように少しは努力して、ついていかなければならないとも思いますが、でも僕は実際に顔を見て、膝をつきあわせての人付き合いが落ち着きますが

ああ、もう本当に時代遅れと言うか、おっさんになってきてしまった・・・

西大宮カイロHP http://members3.jcom.home.ne.jp/nishi-omiya-chiro/

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