他人事ではない!!子供の火遊びによる事故
北海道の厚沢部町で幼い子供4人がライターによる火遊びが原因と思われる火事でワゴン車が全焼し、死亡すると言う痛ましい事故が起こった事を皮切りに今月に入り、ここ数日間何故か各地でこの様な子供の火遊びによる火事の報道が相次いでされています。
この様に幼い子がライターなどの火遊びによる火災での死亡率は大変高く、過去の実態調査の結果では5歳未満のケースでは発生した107件の火災でなんと74人もの命が犠牲になっているとの事
そして過去10年間の統計で全国で起きた火遊びによる約3万2千件の火災の内、半分を越える1万7千件はライターによる物だそうです。
僕自身、タバコを吸っている立場でやはりライターと言う物はとても身近なものですし、今までは「危険な物」としての認識は恥ずかしながらそれほど高くなかったと思います。(子供の手が届かない様にはしていましたが)
最近起きた数件の火事でも、やはり当事者の親の意識は低かったようです。
インタビューで聞かれた言葉では「まさか自分のところにこんな事が起こるとは・・・」と言った事を言っていましたが、小さい子、いや子供を持つ親にとってはまさに「他人事ではない」のだと思います。
子供が火やライターなどに興味があるとなどとは思っていない場合が多いと思いますが、子供って好奇心が旺盛で大人のやっている事を僕ら大人が思っているよりずっと見ていて、それをまねしてみたりしたがるものです。
僕ら大人も、やはりその様な経験が誰しも一つ、二つはあるはずです。
そして思っているよりずっと様々な事が出来る様になっていたり、また大人が思いつかないような事をやってのけたりする事もあります
子供は成長の過程で様々いたずらをして怒られたり、痛い思いをしてやって良い事や悪い事、危ない事を学んでいくのだとは思いますが、その危なさ、怖さをを知らないうちに行ってしまえば、取り返しのつかない事にもなってしまいます。
危険や怖さを教えてあげたり、一大事にならないように防いでいってあげる事が親の、大人の責任だと思いますし、それを痛感させられる出来事だったと思います。
タバコやライター、その他危険な物に関しては子供の手が届く事の無い様なところに保管したり、子供達が、家族が犠牲にならないように僕もこれからは注意や認識を高めて行きたいと改めて思いました
アメリカや欧米諸国ではこの様な子供の事故防止を目的としたライターに対する安全基準があるそうで、ストッパーやロックなどの安全装置をつけて、子供が着火できないような規制を行ったところ、同様の事故は4分の1に減ったと言うことです。
日本でも多少ライターの値段やコストが上がってしまったとしても、幼い命を失ってしまった痛ましい事件を教訓にこれらの規制を取り入れるべきではないかとも思います
まあ、一番は親や大人の自覚が何よりですが。
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コメント
S山さん、コメントありがとうございました。

では、明日お待ちしております。
施術後はめまいや吐き気も無くなって、元気になってくれたようで僕も大変嬉しく思っています
練習に参加出来ない事は不安だとは思いますが、ここは我慢して回復に努めることが1番!!
首と言う場所は非常に人間にとって重要ですし、デリケートな場所です。
僕らも施術する際にもっとも気を遣う場所です。
どうか大事にして頂きたいと心から思っております
本番は出場、そして良い結果を願って、僕も全力でお力になりたいと思っておりますが、それ以上に無事に事故無く、終わってくれる事を今から願って止みません
西大宮カイロ 院長 柏原
投稿: どんぐり | 2010年4月 9日 (金) 17時35分