女性ホルモンについて
最近、骨盤についてはTVや雑誌をはじめとしたメディアでよく取り上げられているせいか、当院でも骨盤調整に来られる女性の患者さんが増えてきています
そういった患者さんの多くは骨盤のズレと共にPMS(月経前症候群)をはじめとする様々な女性ホルモンバランスが崩れていることから起こる様々な症状に悩んでいます
今日は女性ホルモンについて少し書きたいと思います。
女性ホルモンの分泌は大脳の視床下部で自律神経と共にコントロールされいます。
そのため、ホルモンバランスが崩れることで自律神経にも障害が起こったりします。
女性には卵巣から分泌される二大ホルモン、エストロゲンとプロゲステロンがありそれぞれのホルモンがバランスよく分泌されることにより女性の身体を成り立たせているのです。
エストロゲン(卵胞ホルモン)は月経をもたらしたり、女性らしい美しいはだや体つきをつくり、妊娠しやすい状態に心や身体をもって行きます。
また、体内のカルシウムを調節する役割を担っています。
プロゲステロン(黄体ホルモン)は排卵後に卵胞から分泌され受精卵が着床しやすくしたり、妊娠そして出産しやすいように身体を調整してくれます。
子宮内膜や子宮筋を調整したり、乳腺の発達や体温上昇に関わり、妊娠すると出産するまで分泌され続けます。
何故、骨盤のズレとこれらのホルモンが関係があるのか?
これらのホルモンは卵巣から分泌されていますがその卵巣がある子宮は臓器の中で唯一、靱帯により骨盤と連結しています。
その為、骨盤の位置がズレたり、歪んだりしていると子宮も捻じれたり、歪んだりして位置が変わり、ホルモンの正常な分泌を阻害するのです。
そうして、ホルモンバランスが崩れ、様々な症状を引き起こしていく訳です。
それにとも骨盤のズレは姿勢やプロポーションにも大きな悪影響を与えます
身体の基盤である骨盤を正常な位置に戻すことで本来の機能を取り戻すことが出来るのです。
様々な症状やPMSに悩む女性はまずは身体の土台である骨盤を正常な位置に戻してあげることからはじめましょう!!
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