椎間板について
今日は椎間板について少し書きますね。
椎間板という言葉、特に椎間板ヘルニアと言う言葉はみなさんもよく耳にすると思います。
背骨は7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎から成り立ち、椎間板はその間に存在してクッションの役割をして私たちの身体を運動や重力の負荷から守ってくれます。(60キロの人が立っているのに約100キロ、中腰になると160キロの負荷がかかっていると言われています!)
椎間板はゼリー状の髄核が中心にあり、その周りを繊維輪でおおわれており、垂直方向の力に対してはなんと600キロ近くの重量を持ちこたえる事ができます
だが椎骨に対して水平な力が加わったとき、椎間板は椎骨間から脱出してしまうことがある(繊維輪や髄核)これを椎間板ヘルニアといいます。
椎間板ヘルニアの状態になってしまうと神経を激しく圧迫、それにともない耐え難い痛みが襲い、体を動かすこともままならない状態になってしまいます。
代表的なものでぎっくり腰があります(ヘルニアだけがぎっくり腰というわけではありませんが。)それに頚椎(首の骨)でもヘルニアが多く起こります。
ちなみにヘルニアの治療法では神経ブロック、投薬、温熱治療、そして重度のものに関しては手術がありますが、手術に関しては十分な結果が出た例は10%にもみたないとのことです
それゆえにもし椎間板ヘルニアになってしまったら慎重に治療法を選択した方がよいでしょう、実際、手術しかないと言われたのに手術せずに回復された方も多くいらっしゃいます。
手術を決断される前に一度、ご相談になってみてください
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