一昨日晩から地元へ戻り、先日亡くなった高校時代からの親友の通夜、そして告別式に参加してきました。
昨日は突然の休診および予約を変更して頂いた方々、本当に申し訳ありませんでした。
そしてお蔭様で無事に参加することが出来ましたことを心からお礼申し上げます。
一昨日の夜に仕事が終わってから、すぐに大宮を出て地元へ向かったのですが、すでに通夜はほとんど終了していました。
しかし、友人やご遺族は到着を待っていて下さって、無事に友人の顔を見ることが出来ました。
時間が無くて、仕事後そのまま駆けつけた為に普段着で、しかも汗だくの汚らしい姿だったにも関わらず、ご両親やご兄弟は温かい笑顔で僕を迎えて下さって、気遣いまでしていただいて・・・
友人は相変わらず眠っている様な安らかな顔でお棺の中で横たわっていて、何か顔を見れば余計に「何でそんな所で寝てんだよ!!」って起こしたくなる。
相変わらず彼の「死」と言うものが受け入れられないのか、実感が沸かない・・・
ただ、遺体の横のコルクボードに飾ってあった、彼の幼い頃の写真を目にした時、もう、本当にたまらない気持ちになって・・・
まだまだ未熟とはいえ、僕も二人の子供を持つ親で、ご両親が今、どんな気持ちでこの写真を見ているのかと思うと、本当にこらえきれない感情が沸き上がってきました。
間もなく通夜が終了になり、僕はいつも彼も含め、過去に集まっていた友人たちと、いつも行っていたという居酒屋でみんなで酒を飲み、話をしました。
僕は昼も取れず、くたくただったせいか、飲んでいるうちに久々に何年ぶりか憶えていませんが、途中から記憶がないほどに酒に飲まれました。
ただ、飲んでいるうちに様々な感情が噴出し、おそらく21年間付き合ってから初めて、みんなの前で涙を流しました。
そしてみんながみんな、お互いが集まっている時に涙を流した姿を見たのではないかと思います。
ただ、それって今まで、こんなに長い年月付き合って来て、素直に感情を出して来なかったんだな~・・・って逆に思ったりして・・・
もし、過去に僕らが彼と会っている時、こんな風に感情を出せる場所であったなら、こんな事には・・・とも思いもして、後悔と言うか、とてつもなく悔しい気持ちにもなりました。
何人かの友人は「仕方ないよ・・・」と言ってました。
確かにそうなのですが、僕は何かどうしても納得がいかなくて・・・
どうして死ななくちゃならないんだよ・・・
その夜は友人の家に泊めてもらい、翌日はそこから告別式に向かいました。
滞りなく式は進行し、棺が開けられ、彼の周りにきれいな花が敷き詰められていく。
花を詰めている時、ご両親、彼の妹達が耐え切れず、声を出し、彼の名を呼び、泣いていらっしゃいました。
棺が閉じられて僕もその棺をみんなで霊柩車に積み、斎場へご家族と共に向かいました。
最後の別れを告げ、彼の棺が焼き場に入れられて、その扉が閉められました。
火葬が行われている間、僕は彼のご家族や親族の方と色々、お話をしました。
誰もが優しく、そして気丈に接してくれて・・・
僕は彼のご家族、そして特にご両親は本当に、本当に、ご立派だと思いました。
誰よりもつらいだろう、悲しいことでしょう、しかし、気丈に立派にそして、周囲に気を配り・・・
僕ならとてもじゃないですが、出来る自信がありません・・・
でも、皮肉にもそんなお父さんの姿勢は亡くなった彼の姿を思い出させました。
彼もいつも優しく、周りにばかり気を使って、いつもニコニコと笑っていました・・・
お父さんだけじゃない、お母さんや妹さんたちも・・・
こんな素晴らしい家族に恵まれて、それなのに・・・
本当に馬鹿だよ!!お前は・・・
お父さんが僕に「息子みたいなもんだから・・・」なんて言って下さった時、本当に嬉しかった、でもたまらなく申し訳ない気持ちにもなりました。
思い上がりだと思われるかも知れないけど、僕は彼に何も出来なかった、支えることも、助けることも・・・
呼び出しがかかり、個室に呼ばれると変わり果てた姿で彼は戻って来ました。
きれいな真っ白な骨・・・僕らはその骨を小さな壷に入れました。
この時の気持ちはもう表現が出来ません。
ただ、一生忘れられないと思います。
式が終わり、帰りの電車の中、何も考えられず、家に戻り、子供たちをお風呂に入れて、食事を取るととてつもない疲労感に襲われ、夕方だったにも関わらず倒れるように眠りました。
こんなに眠ったのは本当に久しぶりで、気が着くともう午前9:00をまわっていました。
そして今、ブログを書いています。
ブログでこのような事を書くべきではないのかもしれないとも思ったりもしたのですが、こうやって自分の感情を形にすると少し気持ちが整理出来ると言うか、友人なども読んでくれていたりもするようなので・・・
今回の事は本当に受け入れ難く、こんなに悲しく、悔しい思いは今までの人生の中で味わった事はありません。
他の友人にとっても同じでしょうし、ご遺族にとっては尚更だとおもいます。
それでも僕らの生活は悲しいくらい普通に続いて行きます。
仕事をして、子供を育て、怒り、笑い、悲しみそれぞれが求める幸せを手に入れる為に、必死に様々なことを乗り越えながらこれからも生きていきます。
変わった事、それは彼はもういないと言う事だけ・・・
「ぽっかり心に穴が開いた・・・」なんていう表現をよく使いますが、まさにそんな気持ちがぴったりです・・・
これから生きていく僕たちは決して彼の事を忘れはしない。
この悲しみも、そして一人の死が周囲にどれだけの悲しみやダメージを与えるのかも決して忘れてはいけない。
人の人生は平等ではない。
環境も、経済も、身体的な特徴も・・・
現在、日本では1日100人前後の人たちがそれぞれの大切な命を自ら絶ってしまっているそうです。
それぞれに事情もあるでしょう、他人には理解できない苦しみがそこには存在するのでしょう。
しかし、最後の1歩を踏み出してしまう前に、もう一度、自分を愛している人たちを思い出して下さい。
そして、自分をさらけ出して涙を流し、全てを話してみて下さい。
全力で甘えて、「助けて!!」と言ってみて下さい。
全力で生きるためにあがいてみて下さい。
そしてもし思い直すことが出来たのであれば、こんな世の中でも「生きていて良かった・・・」と思えることもきっとそのうち在るはずだと思います。
僕もそうですが、一日一日を必死に生きていますし、これからもそうやって生きていきます。
どんな辛い事や悲しいことがあっても、きっと・・・
これが自分が彼の死に対して出来る唯一の報いだと思うから・・・
お~い、どうか天国までたどり着いてくれよな?
そして、見守っていてくれ。
まだ先になるだろうけどさ、俺がそっち行ったら、まず一発ぶん殴ってやる!!
その後は一緒に浴びるほど酒でも飲もうな!!
それまで、じゃあな・・・
西大宮カイロHP http://members3.jcom.home.ne.jp/nishi-omiya-chiro/
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