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「グローリー/明日への行進」の試写会に行ってきました。

Glory
昨日の休診日は午後からはかみさんからもらった映画試写会の招待券で「グローリー/明日への行進」を観てきました

この作品は1964年にノーベル平和賞を受賞し、アメリカにおける黒人の人種差別や公民権運動に尽力した活動家「キング牧師」ことマーティン・ルーサーキング・ジュニアの活動及び、その活動の最中に起こった有名な「血の日曜日事件」を中心に題材とした歴史ドラマです。

アメリカにおける様々な黒人に対する差別や偏見による人権侵害や人権無視に対し、「非暴力」を掲げた積極的な抗議活動で多大な成果を上げ、その結果、ノーベル平和賞を獲得した「キング牧師」は出身国や人種での差別を禁止する「公民権法」成立の為、大統領と直接掛け合い、交渉を続けながら、最も黒人に対する人種差別が激しいと言われていたアラバマ州で様々な抗議活動に参加、指導を行います。

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そして1965年3月7日、「キング牧師」の指導の下、アラバマ州セルマで選挙権を持つための手続きである有権者登録における黒人への妨害に対する抗議を行う為、約600人の黒人が立ち上がり、セルマから州都であるモンゴメリーへの抗議デモの行進を行うものの、州軍と地元保安官が催涙ガスや警棒を使い、暴力による強引な鎮圧を行い、デモを阻止してしまいます。

しかし、その様子はテレビの映像を通して全米に流れ、アメリカ中の黒人のみならず、一部の白人に対しても大きな衝撃を与え、それがきっかけで更に「キング牧師」の声は更に大きなものとなり、その2週間後に再び行われたデモ行進には全国からキング牧師の声に賛同した約2万5千人と言われる人数が集まります。

その中には黒人のみならず、多くの白人も参加していたという事です

こうして大きくなった世論での反響を無視する事は出来ず、やがては公民権法設立に消極的であった大統領をも動かし、最後には「栄光」を勝ち取るのです

しかし、それまでの道はまさに”棘の道”、その為に多くの人々が命を落としたり、犠牲になってしまいました。

「キング牧師」もまた1968年4月に凶弾に倒れ、その命を失う事になってしまします

その他にも同時期に同じく黒人に対する人権運動を行っていた「マルコムX」もまた「キング牧師」に先立ち、暗殺されてしまっていますよね

それでも彼らが命を失っても、その声や活動は後々にまで残り、そして今のアメリカにおける有色人種の権利が確立されたと言っても過言では無いかもしれません。

しかし、残念ながら21世紀になった現代になった後も以前ほどではないにせよ、有色人種に対する差別や偏見は残っており、時としてそこから起こる悲惨な事故や事件の報道を耳にするのは非常に残念ではありますが・・・

でも、今回の映画に関しては題材が題材なだけにとても考えさせられましたし、勉強にもなりました

King
確か中学生の頃の英語の教科書だった記憶がありますが、キング牧師の行った最も有名なスピーチ「I have a dream」が載っており、それが初めて「キング牧師」を知ったきっかけだったと思います。

その一部がこちらですが、

「絶望の谷間でもがくことをやめよう。友よ、今日私は皆さんに言っておきたい。われわれは今日も明日も困難に直面するが、それでも私には夢がある。それは、アメリカの夢に深く根ざした夢である。

私には夢がある、それは、いつの日か、この国の国民が立ち上がり、「われわれは、すべての人間は平等に造られいることを自明の真理とみなす」というこの国の信条を真の意味で実現させるという夢である。※

私には夢がある。それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である。

私には夢がある。それは、いつの日か、不正と抑圧の炎熱で焼けつかんばかりのミシシッピ州でさえ、自由と正義のオアシスに変身するという夢である。

私には夢がある。それは、いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である。

今日、私には夢がある。

私には夢がある。それは、邪悪な人種差別主義者たちのいる、州権優位や連邦法実施拒否を主張する州知事のいるアラバマ州でさえも、いつの日か、そのアラバマでさえ、黒人の少年少女が白人の少年少女と兄弟姉妹として手をつなげるようになるという夢である。

今日、私には夢がある。

私には夢がある。それは、いつの日か、あらゆる谷が高められ、あらゆる丘と山は低められ、でこぼこした所は平らにならされ、曲がった道がまっすぐにされ、そして神の栄光が啓示され、生きとし生けるものがその栄光を共に見ることになるという夢である。

これがわれわれの希望である。この信念を抱いて、私は南部へ戻って行く。」

崇高で、それでいて誰にでも解りやすく、非常に素晴らしい心を打つ言葉だと思います

現在も様々な場所で人種や宗教、生い立ちにより、差別や対立、そして争いが繰り広げ荒れていると言う嘆かわしい現実がありますが、いつの日にか、このキング牧師が唱える様な平和な世界が訪れてくれる事を信じたいですよね。

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